講演承ります
2014年11月に電子書籍で上梓した「サンタクロースがM&Aに乗ってやってくる」は、過去2冊上梓した拙著「私が会社を売った理由」「継ぎたくない会社はさっさとM&Aしなさい」を合体し、加筆修正したものです。
M&Aや事業承継の専門書が巷に溢れています。しかし、売却実践者の著書は私以外に見当たりません。当時の心境で執筆した過去の拙著二冊と、M&A売却から13年(2015年3月現在)経過しながらも有意義な人生を過ごしている現況を比較融合してみました。売却実践者の立場で、引き続き、全国の経営者にハッピーM&Aの実態を届けようとしたことがきっかけで執筆に至りました。
各方面からM&Aのパイオニアとしてご注目いただきながらも、小社事業の多忙や諸般の諸事情にて講演活動を休止しておりましたが、電子書籍執筆を機に講演活動を再開しております。
後継者不在に悩む経営者の方々や、二百数十万社と言われる中小企業において、事業承継を控える全国の経営者の皆様に、M&Aという手段による「事業引継ぎ」の戦略を私の実例でお話させていただいております。
さらに、事業引継ぎ(M&A)で東北を元気にする講演を企画しました。2015年4月よりスタートします。
演題は「今、事業引継ぎの現場で何がおこっているのか?」です。
「創業した父親から二代目後継者であった長男の私への事業承継」「M&A売却」「第2創業」という事業引継ぎにおける私の経験知。そして「事業引継ぎ(M&A)支援」の現場に立ちあってきた経験知」。その経験知から、円滑な事業引継ぎ(M&A)に至るための考え方と実践法をお話します。机上論ではなく実践からのアドバイス講演です。
本企画は東北6県の限定開催企画として催行いたします。講師料金を低く企画させて頂いておりますので、講師派遣会社等の仲介者を通さず直接当方宛てにお問い合わせください。
(東北6県以外からのご依頼、及び、講師派遣会社を介したご依頼は、通常の講師料とな りますのでご承知おきください)
講演お問い合わせは ⇒ こちら
M&Aという事業引継ぎの手法を知らずに、後継者不在で廃業を決断する企業経営者に、真実の事業引継ぎ(M&A)の在り方をお伝えし、且つ、中小(零細)企業のM&A手をアドバイスします。廃業を減らし雇用を維持し続けることで、地域経済の発展、しいては、地方創生に寄与しようという趣旨です。
宮城県・山形県では「地方共創ビレッジ」の名称で事業承継を支援しております。
東北在住の中小(零細)企業は、東日本大震災からの復興途上でありながら、さらに、後継者不在企業が多く、多くの企業が後継者不在を理由に廃業の危機にたたされています。一人でも多くの中小(零細)企業経営者の皆さんに、私の事業引継ぎ事例と、支援事例をお伝えし、事業の存続と発展の一助にしていただきたいと願っております。
講演会にご参加後、さらに事業引継ぎ(M&A)の現場を知りたい方は、下記のブログを無料でご覧いただけます。さらに、本企画は講演だけに終止せず、その後、事業引継ぎ(M&A)を支援する体制も万全です。
講演概要は次です
- 事業承継の自社問題点を把握する
- 中小企業5つの出口と3つの事業承継選択を知る
- M&Aを成功させるタイミングを知る
- 相談窓口での天国と地獄、仲介業者の選択方法教えます
- こうしてM&Aは現実になる(中小企業M&Aの手順を知る)
- 経営者のM&Aメリットとデメリットを知る
- 大手企業と中小企業のM&Aは似て非なることを知る
「今、事業引継ぎの現場で何がおこっているのか」
講演料は90分以内 30,000円(税別)で企画しております。
交通費はJR新幹線仙台駅で別途お願いしております。
東北どこにでも参上しますが、日帰り不可能な場合は宿泊費もご負担いただいております。
お問い合わせは⇒ こちら
第1章 後継者だった私がM&A売却を決断した理由
- 創業38年目の売却決断
- 優良企業ゆえにぬるま湯に浸ってしまったわが社の衰退期
- 双頭の鷲の弊害を危惧しはじめる
- 経営者としての驕りを捨てM&Aに委ねる
- 相続税を払えません
- 早目の相続税対策が自社の未来をつくる
- 単一事業好調の驕りが命取り
- 無借金経営でもM&Aに将来を託す
- 余剰預金一億円の使途
- 経営者は社員の人生を預かっている
- 規制緩和と価格破壊に対抗する次の打ち手はM&A
- 社長が社員に約束すべきこと
- M&Aで公約実現を目指す
第2章 同族わが社の事業承継構造を振り返る
- 高額な相続税をM&Aで回避する
- 経営権と代表権の違いを知る
- 創業者から与えられた究極の後継者教育に感謝する
- 創業者が与えてくれた4つの気付き
- 孤立を恐れずに経営できる力を与えてくれた創業者
- M&A売却を容認した創業者の度量
- 自社の存続と発展を誰に託すのか
- 事業再生とM&Aを混同すべからず
- 後継者が経営権を持つ別会社創業が必要な理由
- 体力の弱い起業は内部告発で破綻まで追い込まれる
- 時代をリードしてきた経営者に立ちはだかる壁
第3章 将来が読めない我が社の存続と発展をM&Aに託す
- 創業者と後継者の売却額への思い
- 売却益で第2創業の資金を作る
- M&A売却による第2創業の考え方
- 金融機関からの融資分岐点を知る
- 現経営者への融資と後継者への融資は別問題
- 幹部社員が謀反を起こす
- 株式承継には多額の資金が必要
- 暫定的に社長のイスを承継する「仮免」後継社長
- 「仮免」社長から「実権」社長に移行する事業承継計画
- 分散した自社株式が事業承継を難儀にする
- 継がせる不幸・後継者は誰に
第4章 零細企業後継者の私がM&Aを成功させた秘訣
- M&A相談の天国と地獄
- 私が歩んだM&A売却の手順
- 仲介アドバイザー抜きで中小企業のM&Aは成功しない
- 中小企業経営者が仲介アドバイザーを必要とする理由
- 優良企業だからこそ必要なアドバイザリー契約
- 中小零細企業だった我社の売価算出法
- M&Aは秘密保持を前提に進められる
- 買収メリットのシナリオ作りがポイント
- 基本合意契約まではお見合いのハシゴはOK
- 経営者の人格と企業理念が問われる買収監査
- 社員の動揺を土下座で鎮める
- M&A「できる経営者」「ひるむ経営者」
- 起業家を後継者に迎え継がせる不幸を回避する
- サンタクロースがM&Aに乗ってやってくる