創業者と後継者のM&A合意
三億円で売れる中小企業経営
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上杉鷹山とM&A

三億円で売れる中小企業経営

「3億で売れる中小企業経営」は、2005年に配信していたメルマガのタイトルとその概要をまとめたものです。

 全国の銀行・信用金庫が本格的にM&Aの仲介に乗り出すようになりました。著書「私が会社を売った理由」の発刊直後のことです。ものすごいスピードでビジネス社会が変革しています。しかしながら、中小企業のM&A(企業の合併・買収)は、大企業の経営戦略とは違い様々な問題が待ち受けます。この問題は実務上の問題・同族間のしがらみ、メンタル上のストレス等々実践者にしかわからない問題が種々発生します。

 大手企業のようにビジネスライクに事が運ばないのが中小企業のM&Aです。このような現況をふまえ、実践者が修得した中小企業のM&Aを「三億で売れる中小企業経営」と題し、順次メルマガ並びに(株)メルサのホームページで発信することになりました。「私が会社を売った理由」は、M&Aという手法さえ知らなかった著者が、会社売却の決断と同族中小企業のM&Aの進捗状況についてまとめたものです。

 一方、「三億で売れる中小企業経営」は、背水の陣でM&Aを決断し、第2創業を果たした著者の実践論から、どのような経営を行えば売れる会社(優良企業)となるのかを、自らの実践で体得したノウハウとして教示するものです。M&Aを中小企業の存続と発展のための経営戦略として浸透させるには、M&Aの決断と実務進捗をサポートする側が、中小企業経営者という立場とその経営環境を真に理解できなければ、中小企業のM&Aは進展せず、経営者のタイミングの遅れから破綻に至ってしまいます。

 M&Aを教示するコンサルタント(M&A専門業者や税理士)は多数存在するようになりましたが、売却決断から、M&Aの進捗経過に応じた実務、さらには売却後に発生する問題に対し、中小企業経営者の真の立場に立って本質を理解し、その解決方法を教示できるアドバイザーの存在は、現況では実践者である著者一人(オンリー・ワン)といっても過言でないかもしれません。特に同族中小企業のM&Aは実務だけで片付けられるものではありません。

 家族の問題、同族からの中傷と批判、精神的葛藤、秘密保持で進捗する問題点、成約後の風評被害対策、M&A成約後の身の振り方、そして、売却後の生計の問題等々、実務以外の問題も容赦なくわが身に襲いかかり、専門家でも理解できない問題が山済みです。M&Aの専門家は実務に必要な知識と実務を教示しますが、その指示に添って行動し対処していくのは中小企業の経営者であり、そこには、予知できない修羅場が生まれるのです。

 「三億で売れる中小企業経営」は、著者のM&Aによる会社売却(資本金一千万円。企業評価額三億円)体験を基に全国の同族中小企業の後継者を対象として不定期に発信いたします。メルマガで、全項目(目次内容)を全て紹介するにはかなりの時間を要することが想定されます。変革の早いビジネス環境下、自社の経営戦略として早急にM&Aによる企業の存続と発展戦略を理解されたい方は、「M&A企業再生力養成講座」並びに「鷹山未来塾」の活用をご検討ください。

 M&Aのマニュアルや教示書は雨後のタケノコのように発行されるようになってきました。しかし、中小企業経営者がM&Aに臨む際の、真の問題点を理解し教示しているかは疑問です。本内容は、専門家にも理解できていない、同族中小企業の問題点に焦点をあてて発信いたします。M&Aコンサルタントの方々にも参考になる内容であるはずです。

(A〜Eの項目をクリックすると当時のタイトル一覧と概要がご覧いただけます)

A.売れる会社にする経営者の器
(スモールカンパニーのM&A決断ポイント)

決算書から企業の破綻は予測できなくなりつつある、破綻スピードの早い経営環境です。昨年好況であった会社が翌年はあっという間に破綻に向うというケースは特殊なことではなくなりました。会社を破綻から守り、存続と発展の為の手を打てる経営者の特徴は「決断」の確かさと、経営者としての器です。社長業は「決断業」であり、的確な決断をする器は机上だけでは決して養成されません。

B.売れる会社で通用する社員のスキルアップ
(M&Aを理解すると社員の値段が見える)

右肩上がりの成長に終止符が打たれ、会社は真摯な営業努力なくして存続が不可能な時代に突入しています。右肩上がり現代社会での終身雇用はものの見事に崩れ去り、個人のキャリアは社員自らの力で勝ち取っていかなければ通用しない時代となってきました。経営者も終身雇用を約束しない代わりに、現在の会社に雇用され続ける能力、さらには、他社でも通用する能力を身につけることの重要性を教示し、そのための教育や研修の機会を、経営者責任として提供しなければならない使命感を自覚しなければなりません。

C.勝ち組経営者と負け組み経営者の売却決断
(起死回生のできるM&Aと再生困難なM&A)

M&Aにも勝ち組と負け組みがあります。その違いは決断のタイミングにあるのです。大手企業の起死回生は、債務超過に陥っても再生が可能になるケースがあります。しかし、中小企業が債務超過に陥ったならば、その大半は再生不可能と心得るべきです。債務超過に陥る前、企業が「旬」のうちに思いきった再生策を打てる経営者だけが、勝ち組経営者として企業を存続させ発展させることができるのです。

D.中小企業の会社売却とその課題
(売れる会社にするチェックポイントと対応法)

大企業のM&Aは取締役会で審議され、多くの担当者が介入できます。一方同族中小企業のM&Aは社長一人で決断し、自らが担当者となり秘密保持で進捗していきます。中小企業のM&Aには、マニュアルにも教示されていない様々な問題が発生します。売却もできない、廃業もできないといった、企業経営の課題を事前把握し、その対応法を施しておくことは、優良企業を育成するポイントとなるはずです。

E.三億円で会社売却と三億円の債務超過の比較
(三億円の天国と地獄)

「借りた金は返すな」というベストセラー書が物語るように、大半の企業経営が行き詰まりの様相を見せ、その場限りの、経営者資質(モラル)に反比例するような内容に興味がもたれている現況です。「企業再生」をテーマとしたセミナーも、著者のように行き詰る前に売却し会社の存続と発展を図る経営戦略よりも、債務超過となってからの、「藁にもすがる思い」で参加する再生教示セミナーの方が人気を博している傾向です。同じ資産三億円でも天国と地獄があり、その岐路は、中小企業経営者としての過去の決断の量による再生哲学と、先を読む能力なのです。

 

 
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