■治憲の館開設にあたって
上杉治憲は高鍋藩主(宮崎県)・秋月佐渡守種美の二男として1751年江戸で出生しました。その後、米沢第8代藩主上杉重貞と養子縁組し、上杉鷹山の名の下家督を継ぎ、第9代藩主として危殆に瀕した米沢藩(現在の米沢市)を再建したことはあまりにも有名です。治憲は鷹山元服時(15歳)の名称です。
治憲元服の年齢は現在の高校進学前の年齢であり、彼は14歳のときから細井平州に師事し、文武両道に振興を図り、50数年の歳月をかけ、米沢藩を救ったのです。
治憲の館は、先人の偉業とその精神を受け継ぎ、且つ、上杉鷹山の青年時からの意欲と精神にあやかり、米沢市はもとより、不況下の日本国を再生し、地域活性を図れる人材の育成と、ビジネスの現場で求められる「就業できうる能力」の養成を主眼としています。
館長は、治憲と同郷の宮崎県出身で、米沢在住のキャリアカウンセラーです。過去、日本航空の客室乗務員、民間企業の社長室長、米沢市委嘱の青少年問題の委員も経験し、国際コミュニケーション能力、企業人教育、青少年問題に明るく、差別化の図れる(各現場を自ら体験した上での指導)、数々の経歴を持つキヤリアカウンセラーです。治憲の館は株式会社メルサの2F全フロアを活用し、民間版ジョブカフェとして、若者の相談窓口となり就業と起業家マインドをサポートいたします。