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上杉鷹山とM&A

三億円で売れる中小企業経営

創業者と後継者のM&A合意 

中小企業のM&Aは創業者と後継者の同意がないと成立しない!

中小企業のM&Aを題材として、M&Aの決断行動パターン、創業者と後継者の事業承継の意思疎通を考察します。

DiSCによる創業者と後継者のM&A決断行動

DiSCとは

人間にはそれぞれの行動傾向があり、その動機や欲求が異なってきます。DiSCはこの人間の行動傾向を「D・i・S・C」の4つのパターンに分類したものです。Dは主導型、Sは感化型、iは安定型・Cは慎重型を意味します。自分がどのパターンであるのかを、簡単な設問を通じて理解し、その上で自己と他者への認識を深め、創業者と後継者間の行動傾向をお互いに知ることで、円滑な事業承継に至ることに着目した株式会社メルサが独自コンサルティングツールとして、事業承継の意思疎通に活用しているものです。

以下の見解は小社代表「鈴木」の
創業者からの事業承継〜M&A売却決断 までの体験を振り返り
創業者と後継者の事業承継と人材育成の関わりを考察し
さらには、
事業承継アドバイザーと創業者・後継者の
行動傾向にスポットをあてM&A決断を解説したものです。

次の4パターン(DiSC)は、経営者の行動傾向から推察するM&A売却決断です。どのパターンがよく、どのパターンが悪いというものではありません。小社では、創業者と後継者の行動パターンを科学的に分析し、両者の行動傾向を基にした事業承継を支援し、中小企業の存続と発展に結びつけております。

誰がなんと言おうとグズグズしないで自力で売却決断しよう
             (独断的・早い決断)

売却してもなんとかなる、誰かに話してみよう
            (楽観的・早い決断)

売却したら、私や、会社はどうなるであろうか・・・不安
            (慎重的・遅い決断)

売却のメリットとデメリットを分析してみよう
           (理論的・遅い決断)

DiSCで考察する創業者と後継者のタイプ別「意思疎通」の対立傾向

次のケースは、創業者と後継者のタイプ別組み合わせです。どの組み合わせが良く、どの組み合わせが悪いということではありませんが、創業者・後継者の意志疎通を考察する上で大いに参考になるはずです。

「D」対「D」
・誰がなんといおうとグズグズしないで自力で売却決断しよう(独断的・早い決断)

「i」対「i」
・売却してもなんとかなる誰かに話してみよう(楽観的・早い決断)

「S」対「S」
・売却したら私や会社はどうなるであろうか・・不安(慎重的・遅い決断)

「C」対「C」
・売却のメリットとデメリットを分析してみよう(理論的・遅い決断)

「D」対「i」
・誰がなんといおうとグズグズしないで自力で売却決断しよう(独断的・早い決断)
・売却してもなんとかなる誰かに話してみよう(楽観的・早い決断)

「D」対「S」
・誰がなんといおうとグズグズしないで自力で売却決断しよう(独断的・早い決断)
・売却したら私や会社はどうなるであろうか・・不安(慎重的・遅い決断)

「D」対「C」
・誰がなんといおうとグズグズしないで自力で売却決断しよう(独断的・早い決断)
・売却のメリットとデメリットを分析してみよう(理論的・遅い決断)

「i」対「S」
・売却してもなんとかなる誰かに話してみよう(楽観的・早い決断)
・売却したら私や会社はどうなるであろうか・・不安(慎重的・遅い決断)

「i」対「C」
・売却してもなんとかなる誰かに話してみよう(楽観的・早い決断)
・売却のメリットとデメリットを分析してみよう(理論的・遅い決断)
「S」対「C」
・売却したら私や会社はどうなるであろうか・・不安(慎重的・遅い決断)

・売却のメリットとデメリットを分析してみよう(理論的・遅い決断)

当社代表・事業承継アドバイザーの鈴木は、2004年2月にM&A売却で現在の会社を第2創業しました。

創業者の行動傾向パターンは「S」でした。

一方後継者である鈴木の行動傾向パターンは「D」でした。

M&A売却という予測のつかない後継者の提唱する経営戦略に不安を感じ、さらに、過去の成功体験に固執し、新しい革新には慎重で自ら決断のつかない創業者「S」でしたが・・・

現状に疑問を投げかけ、意思決定が早く、何事にもチャレンジし成果を求める、後継者「D」にM&A決断を一任したことで・・・・

お互いの行動傾向「S」と「D」の長所と欠点の補足がうまくかみ合いM&Aが成功にいたりました。

一年遅ければ、赤字に陥るという状況下、赤字で債務超過に陥ることを推測しながらも

鈴木が「D」以外の他のパターンであったならば

鈴木の決断したM&Aはどのような結末に至ったでしょうか。

iタイプであったなら→なんとかなると楽天的に考え物事の整理がつかず決断ができない
Sタイプであったなら→安定を好み、慎重になり、不安を抱えながら決断を先送りする
Cタイプであったなら→データ収集や、リスクの検討を重視し決断できず優柔不断になる

「D」の行動傾向の高い経営者がM&Aに向いているというわけではありません。DiSCという4つの行動傾向は誰もがもっているものです。

職種・立場・業績の推移他、様々な経営環境において、それぞれの行動傾向の長所と短所が現れます。自己と他者の行動傾向の見極めが必要なのです。

DiSCは自己を理解し、他者を理解するための開発手法です。

自己と他者を理解し、人間の複雑な行動を簡単に理解するツールとして、DiSC Classic(デイスククラシック)があります。

(株)メルサの事業承継アドバイザリー契約は、創業者と後継者の意志の疎通からはじめます。

DiSCによる創業者と後継者のコンサルティングをご希望の方はこちらからお申し込み下さい。

創業者・後継者共に意志の疎通を図るには、創業者・後継者の両者が自己の行動傾向を知り、創業者は後継者の行動傾向に理解を示し、さらに、後継者は創業者の行動傾向に理解を示すことで意志疎通が深まります。

そのツールとして「DiSC Classic(ディスク・クラシック)を活用します。

そして、

創業者・後継者の行動プロフィールを理解していただくために、それぞれのDiSCの結果を基にした、創業者・後継者それぞれの「個人分析レポートと効果的戦略」のレポートを提出いたします。

このレポートの内容は以下の5項目について30ページから40ページの情報量で分析結果を提供いたします。

前述5項目について30〜40頁の個人分析レポートと効果的戦略が示されています

(1)一般的概要

・行動の概要
プロフィールの回答に基づいて、仕事環境での創業者・後継者の自然な行動スタイルの一般的な解釈が文章で示されています。

・動機づけの要因
創業者・後継者を最もよく動機づけると思われる諸要素が箇条書きで示されています。

・好む環境
創業者・後継者自らの行動傾向から、どういう環境を好むのかが箇条書きで示されています。

・避けたがること
創業者・後継者それぞれの避けたがる傾向が箇条書きで示されています。

・効果性を高めるための対策
自分の自然な行動傾向を変えて、より大きな成果をあげるために、創業者・後継者それぞれが取りうる行動が箇条書きで示されています。

・動機付け低下の要因
動機づけに影響を及ぼす創業者・後継者のリストが箇条書きで示されています。

・対立状況での行動
創業者・後継者が葛藤の生じた状況でとると思われる行動が箇条書きで示されています。

・パーソナル・プロフィール行動傾向表
創業者・後継者の潜在的行動が連続軸で示されています。

(2)よりよい人間関係作りの対策

・創業者・後継者のためのよりよい環境づくり
・創業者と後継者間のコミュニケーションの取り方
・創業者・後継者、それぞれへのほめ方
・創業者・後継者それぞれへのフィードバックの方法
・創業者・後継者間との対立状況でのかかわり方
・創業者・後継者の意志決定スタイルに対するかかわり方

(3)人と環境へのかかわり方

・創業者・後継者のコミュニケーションの傾向性
・創業者・後継者の時間管理の傾向性
・創業者・後継者の問題解決の傾向性
・創業者・後継者のストレス処理の傾向性

(4)マネジメント戦略

・人材育成
・動機付け
・ほめ方
・カウンセリングのポイント
・問題解決
・権限委譲
・行動修正での対策
・意志決定
・コミュニケーション

(5)管理傾向

・コミュニケーション
・権限委譲
・指導の傾向
・人材育成
・意志決定
・時間管理の傾向
・問題解決動機づけ

以上のレポートは、創業者・後継者それぞれが回答した、DiSC Classicから分析される行動プロフィールです。(創業者・後継者に限らず管理職や一般社員の行動傾向も分析可能です)

このプロフィールを基に
創業者と後継者の自己認識を深め、意志疎通を図り、契約先企業の事業承継問題を抽出し、業績向上の為の人材育成、M&A(売却・買収)戦略への対応といった会社の磨きあげも視野にいれながら、円滑な事業承継を支援します。

メルサの事業承継は

DiSC Classic + DiSC行動プロフィールのツールを活用しコンサルティングを行いますが、事業承継のコンサルティング(アドバイザリー契約)を必要としない場合は、次の二つのサービスを準備しております。

  1. 創業者と後継者それぞれの行動分析結果の提供
  2. 顧客企業の状況に対応したDiSC(人材育成)研修のカスタマイズ

前述2つのサービスに関しましてはこちらからお問合せ下さい

事業承継アドバイザ−の鈴木均のDiSCタイプは「D」です。特に、トラブルに対して進んで対処し、問題解決をすることに喜びを感じます。

さらに、統制や管理に縛られることのない環境で、自分の業績を残すことを求めるタイプです。契約先企業に連日勤務し、事業承継を支援することよりも、アドバイザリー契約を頂戴し、顧問先企業の問題解決策を講じ、必要の都度支援に参上する環境を頂戴することで、鈴木の事業承継支援の効果が高まります。

行動プロフィールのレポート項目概要は前述していますが、どのような分析が示されているのか、事業承継アドバイザー「鈴木均」の「行動概要」の分析結果をご覧いただけます。

鈴木の行動傾向はこちらからごらんいただけます。

この(鈴木の)行動傾向は、

DiSCクラシックの回答から分析された「個人行動分析レポート(前述(1)〜(5))の中、(1)一般的概要の「行動傾向」の分析結果をそのまま掲示したものです。

各行動傾向タイプの経営者とアドバイザリー契約を頂戴するために

「D」の行動傾向の後継者のみなさまへ
指導や意思決定にすぐれているけれども、ともすれば独裁的になることもあるのが「D」の行動傾向です。現状に挑戦しコントロールを行使し、トラブルや問題解決など、現在進行中のすべての変化に積極的に取り組もうとされ、すばやい意思決定を望まれる経営者にとって、私の経営者としての経験と失敗、新事業や第2創業を数多く成功させた経験と失敗、さらには、M&A決断の経験が、同じ「D」という私の行動傾向も重なり、相乗効果で お役にたつものと確信しています。

「i」の行動傾向の後継者のみなさまへ
奨励と説得に優れているけれども、売り込み過剰で操作的になることもあるのが「i」の行動傾向です。社内・社外を問わず多くの人との交流ネットワークを築き、持論を展開し他者を説得しリーダーシップを発揮される経営者にとって、私の経営者としてのコミュニケーションの成功と失敗、JC(米沢青年会議所)やロータリークラブ(米沢上杉ロータリークラブ)でのコミュニケーションやネットワーク、そして地元商工会議所(米沢商工会議所)の議員としての活動経験を通じ、経営者を理解しフォローアップしていくことで「i」の経営者の皆様への貢献ができるものと確信しています。

「S」の行動傾向の後継者のみなさまへ
安定的で人当たりもよいけれども、自分自身のニーズを犠牲にすることもあるのが「S」の行動傾向です。我慢強さ、安定性、規律を守ること、冷静さ、落ち着いた態度で、会社全体に対する配慮で自社の経営に当たっておられる経営者にとって、 M&Aのすばやい決断をした私の経験や、ひとつのことにこだわらず様々な新規事業を起業し続けてきた過去の経験並びに、M&Aから第2創業を起こした私の経験が、Sの経営者の、あらゆる動機づけになるものとを確信しています。

「C」の行動傾向の後継者のみなさまへ

分析と検証に優れているけれども、完全主義に陥り優柔不断になることもあるのが「C」のタイプです。自分の目標を達成するために、すでに確立されているルールに従い、物事を倫理的に分析し続けながら経営の舵取りをする経営者にとって、M&Aや第2創業の意思決定の早さや、現状に疑問を投げかけ、絶えず情報を収集し現状分析を行い、トラブルに積極的に対応してきた私の経験は、「C」の経営者を反面でサポートし、事業承継を円滑に進め、会社の存続と発展に貢献できるものと確信しています。

先ずは経営者としてのあなたの自己理解(行動傾向の把握)からはじめませんか。

創業者・後継者それぞれの自己理解DiSCに興味をお持ちの方はこちらをご欄下さい

 
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