鷹山再生カレッジの運営母体である株式会社メルサは、M&A仲介はもとより事業再生のコンサルティング、並びにコーディネート(仲介)業務をおこなっています。鷹山再生カレッジはその窓口となるものです。
事業再生を手がけるコーディネーターには、中小企業経営者の苦悩を傾聴する能力、相談項目を的確に判断できる能力、そして、その相談者に最適な「スキーム」と「専門家」を判断し、仲介する能力が求められます。
相談者に最適な「専門家」をコーディネートするには、コーデイネーター自らの事業再生能力と、経営者自身の心理を考慮できる「専門家(業者)」選定の「目利き」が求められています。株式会社メルサは創業時から現在まで、鷹山再生カレッジを基盤とし、全国の『専門家』とお会いし、協業のための再生ネットワークを構築してまいりました。
株式会社メルサは、実務能力優秀な『専門家』を探し求めることに付加え、中小企業経営者の苦悩を察知できる「専門家」を探し求めるため、鷹山再生カレッジの主任講師である鈴木自らが全国を東奔西走しています。さらに、株式会社メルサ理念にあるように、常に自らも「再生の学習(知識習得)」でコーディネート資質を磨き、あらゆる「再生」案件に対応できるビジネスモデルを開拓し続けています。
鷹山再生カレッジは中小企業経営者の、
「再生決断支援」と「再生実務のコーディネート」をおこなっていますが、
中小企業を次のように大別し、それぞれの経営状況に応じた再生支援に至っています。
中小企業大別分類
(1)(2)のように大規模の中小企業、(3)(4)のように中堅規模企業、(5)のように小規模企業,そして(6)(7)のような零細企業・・・。再生専門化にもそれぞれの専門性があり、積極的に再生を手がける案件と消極的な案件があります。中小企業経営者も再生相談を依頼するときには、この点をふまえなければなりません。どこに「再生」を依頼しても同じではないのです。
前述中小企業大別分類(7)の従業員10人以下の零細企業が債務過多に陥った場合のM&A売却コーディネートと、
前述中小企業大別分類(1)の資本金三億円以下、従業員300人以下の大規模優良中小企業のM&A売却のコーディネートは同一ではありません。
前者の相談に対しては、M&A売却は不可能というケースが多く、債務圧縮から敗者復活の事業再生を生業としている「事業再生」の専門化をコーディネートします。
一方後者のケースでは
M&A専門業者の中でも比較的大きな案件を取り扱う専門業者にコーディネートいたします。M&A専門業者にも、上場企業の案件に強い専門家、中小企業に強い専門家、零細企業の案件も親身になって取り扱う専門化など多種多様です。選定の目利きが必要です。
「大は小を兼ねる」という言葉がありますが、大規模中小企業を多く手がける再生専門家は、零細企業の再生案件を手がけることはできますが、余り積極的ではなく、私どものこだわりである「経営者の苦悩」を察知することに疎い(うとい)のが現状です。
経営者の苦悩とは- ロータリークラブ等、地域の仲間は自分をどう見るのだろうか
- 会社が再生しても、自分の身の振り方はどうなるのか。
- 従業員はどうなるのだろう、従業員からどのように見られるのだろうか
- M&A売却を決断したものの不成立になったらどうなるであろうか
- 妻や家族が再生を反対したならばどうなるであろうか
- 創業者や同族からどのような批判がくるのだろうか
- 誰に相談し、誰を頼ればよいのだろうか
- 再生決断することで無能者と見られるのではないだろうか
- 自社が誰かに支配されるのなら倒産したほうがいいかもしれない
「中小零細企業経営者」の売却決断の「苦悩」をとらえたコンサルティングは
鷹山再生カレッジ以外、皆無かもしれない?
鷹山再生カレッジの主任講師鈴木には、前述中小企業大別(5)に分類される中小企業を売却したM&Aの実務経験があります。前述「経営者の苦悩」は、M&A売却決断のとき自ら苦悩した項目です。
その経験を元に、中小企業経営者の心情をふまえたコンサルティングに及び、そして中小企業経営者側からとらえたM&A決断サポートのCDを製作し中小企業のM&A決断を支援しています。
鷹山再生カレッジは、主任講師自らのM&A売却実践で培った再生スキームを基に、相談者の企業規模、経営並びに債務状況等、中小企業経営者の立場を最大限に考慮し、コンサルティングから再生支援実務に至っております。
相談に来られる経営者の悩みを真剣に受け止め、その心情を察知できるか否か。再生実務能力に付加え、鷹山再生カレッジでは、経営者の痛みと心情を察知し、敗者復活の再生スキームを立案いたします。
主任講師の実践した中小企業のM&Aノウハウは、メルマガ「83ネット」「三億で売れる中小企業経営」のコーナーでご欄いただけます。
鷹山再生カレッジ2通りの再生支援
(1)マンツーマンによる債務過多者の最終コンサルティング
解決できない借金の悩みなどないはず!
銀行にも見放された・・
弁護士は自己破産しかないというが・・・?
顧問税理士は税務面でのアドバイスしかしてくれない・・・
借金の取立てが厳しく、死ぬことすら考えるようになった・・・
敗者復活の手法を共にさがすのが鷹山再生カレッジの最終コンサルティングです。
鷹山再生カレッジの主任講師鈴木均が秘密保持で直接相談に応じております。
当サイトのお問合せ「鷹山再生カレッジについて」からメールでお問合せください。鷹山再生カレッジのお問合せは主任講師鈴木に直接届くよう設定してあります。 |
(2)正常企業経営者を対象としたセミナー形式による公開研修
企業再生のための解決方法や、決断が遅れたとしても、決断に至るまで「破綻」の危険性も少なく、成熟期が長かったので中小企業は破綻を免れていました。
しかし、
破綻スピードが早く企業のライフサイクルが短い現代社会においては、再生の知識をもたず、そのために再生決断が遅れることは致命的となります。破綻の初期症状を把握できず、適切な手当てを行わず、先送りすることは事態を悪化させることになってしまいます。
優良企業の自己防衛策研修道場としての鷹山再生カレッジ
鷹山再生カレッジは、再生スキームを持つ全国の税理士他、ターンアラウンドスペシャリスト(事業再生専門化)と共に、破綻を回避する自己防衛策のセミナーを開催しています。
- 破綻予防のために必要な知識と対処法
- 工場、社屋等不動産の守り方
- 返済できなくなったときの金融機関への対応
- 中小企業に特化したM&A
- 事業承継の問題解決法
- その他企業再生の知識
セミナーに参加いただけない場合、中小企業M&ACDパックでも研修いただけます。当サイトからも購入いただけますが、小社と協業している全国の税理士(ターンアラウンドスペシャリスト)からもご購入いただけます。貴社の顧問税理士にお尋ねください。
ターンアラウンドスペシャリストへのコーディネート 中小企業経営者も事業再生スペシャリストの目利きが必要です中小企業が大企業の「再生常識」で事業再生を考えると取り返しのつかないことになってしまいます。似て非なるのが「大企業」と「中小企業」の事業再生だからです。
又、ターンアラウンドマネジャー等の事業再生専門家からみた再生の実務と、中小企業経営者の再生決断からみた実務のありかたは全くちがうものです。このことは、M&A等の事業再生を経験した中小企業経営者にしかわかりません。それは前述の「経営者の苦悩」のようにビジネスライクに割り切れないものが多々あるからです。
さらには、すべての税理士が事業再生のスキームを持ったターンアラウンドスペシャリストであるか否かは疑問です。大半の税理士の生業は、再生のスペシャリスではなく税務に対するスペシャリストであるからです。
顧問税理士が再生のスペシャリストとは限らない・・
顧問税理士がターンアラウンドスペシャリストではない場合、経営者に再生スキームを提供することができず、再生決断が遅れてしまいます。再生できる企業が、再生決断の遅れで破綻へと歩んでしまうのです。税理士の大半は税務処理のスペシャリストとしては優秀ですが、事業再生の経験がなく、事業再生の提案さえも言い出せないケースが多いのです。
鷹山再生カレッジは、ターンアラウンドスペシャリストとして活躍する税理士及び再生専門化と協業しています。
顧問税理士では自社の再生に対応できない・・・!・・・・と
判断した中小企業経営者からの相談が
鷹山再生カレッジでは続発しているのです。
再生決断を提言できない顧問税理士に頼りすぎ、再生決断を遅らせ破綻してしまうか・・
ターンアラウンスペシャリストを探し、早めの決断で自社を存続発展させるか・・・
「本業に問題があるのか」「別事業に問題があるのか」「選択と集中で本業が存続できるのか」「「別事業ではどうか」「違う事業に転換するのか」「廃業か」「M&Aか」・・・
将来を見据えた中小企業経営者自身の再生決断が必要です。
鷹山再生カレッジは、最終コンサルティングの後、相談内容に最適なターンアラウンドスペシャリストを選定し、事業再生をコーディネート致します。
鷹山再生カレッジの主任講師鈴木均が秘密保持で直接相談に応じております。 要予約・初回相談無料 当サイトのお問合せ「鷹山再生カレッジについて」からメールでお問合せください |
鷹山再生カレッジの開催はメルマガ83ネットで配信いたします。
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鷹山再生カレッジ開設の背景
企業が過剰債務に四苦八苦し、銀行が不良債権処理に明け暮れている現代社会、中小企業が入りこんだぬかるみからの脱出策が求められています。
大手銀行を対象に取り沙汰されている不良債権処理現況が、次第に地方銀行にも及び、中小企業経営に不安要素が見え隠れしています。不良債権処理に弾みがつけば、借り手側の地域中小企業では、事業撤退や人員削減など生き残りをかけた本格リストラが勢いを増し、さらには、破綻に追い込まれる企業が続出することを懸念しなければなりません。
この現状は、上杉鷹山が米沢藩の家督を継いだ状況とあまりにも似ているのではないでしょうか。全国の中小企業は「上杉鷹山」に替わる救世主を待っているかのようです。
債務超過に至ってからの企業再生は困難を極め、再生に到るケースはごく僅かとなり、自己破産や民事再生等の法的整理に委ねざるをえなくなってしまいます。一方、債務超過を事前予測し、債務超過に至る以前に早めの手をうつことができれば、自力で、好結果を生み出す再生が可能となります
大企業には早め早めの対応を行う組織と人材が揃っており、変化の対応に機敏ですが、中小企業では社長を補佐する人材や組織が不足しているのが現実です。このため、中小企業の企業再生は経営者の資質と決断力次第といっても過言ではありません。
上杉鷹山が破綻寸前の米沢藩の再生に尽力した偉業を踏襲すべく、現代社会においては、米沢市に本社を置く株式会社メルサが「鷹山再生カレッジ」の名称で、全国の中小企業経営者の再生支援を行っております。
M&Aは会社の存続と発展を実現する経営戦略です。危殆に瀕した米沢藩は、上杉鷹山の手腕により藩の存続と発展が実現しました。その決断をしたのが前藩主である上杉重定です。重定は藩籍奉還(廃業)さえ行おうとしたのです。現代においては廃業さえできず、売却も、存続もできないという出口の見えない中小零細企業が多いのです。
上杉鷹山の米沢藩再生には56年という歳月が費やされていますが、経営破たんスピードの早い現代社会に、上杉鷹山の当時の経営学をそのまま充当するには無理があります。上杉鷹山の再生哲学を踏襲し、且つ、現代の事業再生に置き換えた企業の存続と発展戦略を、鷹山再生カレッジは教示しています。
上杉鷹山の旧来の経営学に、M&A他事業再生の戦略を加味する経営学こそ、破綻スピードの早い中小企業の起死回生策となり、事業再生の新発想となるはずです。
「再生」という言葉は流行語のようにとらえられ、定義さえはっきりせず、様々な解釈で解説されている現況です。一般的に再生の意味するものは、「危殆に瀕した企業」の破綻回避を対象としているのが現況です。
債務超過に至った企業を再生させるマニュアル書が氾濫し、マニュアルの実務を教示する、再生コンサルタントが活躍しているビジネス界隈の現状です。
債務超過に至りながら「再生」できる企業は大手企業の一部であり、債務超過に至った中小企業に再生のチャンスが少ないのも現実です。
将来の業績不振を予測し、中小企業経営者自らが再生スキームを立案できる研修が求められているのではないでしょうか。